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謎解きはディナーのあとで/東川篤哉 <あらすじ・感想・考察> ユーモア×ミステリー、毒舌執事が事件を解く

読書感想です。今回は東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」です。 2011年(第8回)本屋大賞受賞作品です。ドラマ化などもされている有名作品ですね。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:謎解きはディナーのあとで 作者 :東川篤哉 出版社:小学館(小学館文庫) 頁数 :352P こんな人にお […]

村上海賊の娘/和田竜 <あらすじ・感想・考察> 戦国時代の海戦と人間ドラマが熱い歴史エンタメ

読書感想です。今回は和田竜さんの「村上海賊の娘」です。 第11回本屋大賞受賞など、多くの評価を受けている作品です。単行本は上下巻、文庫本は全4巻です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:村上海賊の娘 作者 :和田竜 出版社:新潮社(新潮文庫) 頁数 :(一)356P(二)340P(三)372 […]

天地明察/冲方丁 <あらすじ・感想・考察>暦を変えるために天地を知る。史実を基にした壮大な挑戦の物語

読書感想です。今回は冲方丁さんの「天地明察」です。 第7回本屋大賞受賞など、多くの評価を受けている作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:天地明察 作者 :冲方丁 出版社:KADOKAWA(角川文庫) 頁数 :(上)288P(下)304P こんな人におすすめ  こよい 歴史小説が好き […]

流星ワゴン/重松清 <あらすじ・感想・考察> 干渉できないタイムスリップから何を得られる?

読書感想です。今回は重松清さんの「流星ワゴン」です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:流星ワゴン 作者 :重松清 出版社:講談社(講談社文庫) 頁数 :480P こんな人におすすめ  こよい 家族との関係に悩んでいる 過去に後悔がある人 心温まる小説が好き 特徴グラフ ※私個人の見方・感想 […]

カフネ/阿部暁子 <あらすじ・感想・考察> 人とどう向き合うか。彼らの選択について考える。

読書感想です。今回は阿部暁子さんの「カフネ」です。 2025年本屋大賞受賞など多くの評価を受けている作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:カフネ 作者 :阿部暁子 出版社:講談社 頁数 :304P こんな人におすすめ  こよい 日常のあたたかさを感じたい 喪失を経験したことがある 食 […]

猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子 <あらすじ・感想・考察> チェスと静寂、成長しないという選択

読書感想です。今回は小川洋子さんの「猫を抱いて象と泳ぐ」です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:猫を抱いて象と泳ぐ 作者 :小川洋子 出版社:文藝春秋(文春文庫) 頁数 :384P こんな人におすすめ  こよい 静かで美しい物語が好き 孤独や成長について考えたい チェスや知的なゲームが好き […]

博士の愛した数式/小川洋子 <あらすじ・感想・考察> 記憶が80分しか持たない博士との数字を通じて芽生える友情

読書感想です。今回は小川洋子さんの「博士の愛した数式」です。 第1回本屋大賞、第55回 読売文学賞 小説賞受賞作です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:博士の愛した数式 作者 :小川洋子 出版社:新潮社(新潮文庫) 頁数 :304P こんな人におすすめ  こよい 心温まる物語が好き 静かな […]

そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ <あらすじ・感想・考察> こんなふうに人が優しさを渡していけたら

読書感想です。今回は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」です。 2019年本屋大賞受賞作です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:そして、バトンは渡された 作者 :瀬尾まいこ 出版社:文藝春秋(文春文庫) 頁数 :432P こんな人におすすめ  こよい 温かい気持ちになれる物語を求め […]

魔法があるなら/アレックス・シアラー <あらすじ・感想・考察> 夢と現実が交錯する。何でも揃う巨大デパートの中で生活する家族の物語

読書感想です。今回はアレックス・シアラーさんの「魔法があるなら」です。 これまでに何度も読んでいる、個人的に思い入れのある作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:魔法があるなら 作者 :アレックス・シアラー 出版社:PHP研究所(PHP文庫) 頁数 :368P こんな人におすすめ  こ […]

今月読んだ本をまとめてご紹介【2025年3月】

今月読んだ本をまとめてご紹介します。 シリーズ物は基本的に除きます。(1作目だけは紹介します。) おすすめ度のランク付けもしてみます(個人的な好みという意味合いが大きく、出来を評価するものではありません、というか私にはそんなことできません)。 選書のご参考になればうれしいです。 それではどうぞ。 1.花束は毒/織守きょうや [4.0] (個人的)おすすめ度: あらすじ 『罠、また罠。100%騙され […]