当サイトの本に関する記事はすべてネタバレに配慮しています。御気軽にお読みください。
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本屋大賞

カフネ/阿部暁子 <あらすじ・感想・考察> 人とどう向き合うか。彼らの選択について考える。

読書感想です。今回は阿部暁子さんの「カフネ」です。 2025年本屋大賞受賞など多くの評価を受けている作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:カフネ 作者 :阿部暁子 出版社:講談社 頁数 :304P こんな人におすすめ  こよい 日常のあたたかさを感じたい 喪失を経験したことがある 食 […]

博士の愛した数式/小川洋子 <あらすじ・感想・考察> 記憶が80分しか持たない博士との数字を通じて芽生える友情

読書感想です。今回は小川洋子さんの「博士の愛した数式」です。 第1回本屋大賞、第55回 読売文学賞 小説賞受賞作です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:博士の愛した数式 作者 :小川洋子 出版社:新潮社(新潮文庫) 頁数 :304P こんな人におすすめ  こよい 心温まる物語が好き 静かな […]

羊と鋼の森/宮下奈都 <あらすじ・感想・考察> 「ピアノの調律」を通して物事への向き合い方を考える

読書感想です。今回は宮下奈都さんの「羊と鋼の森」です。 2016年、第13回本屋大賞受賞作で、映画化などもされている人気作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:羊と鋼の森 作者 :宮下奈都 出版社:文藝春秋(文春文庫) 頁数 :288P こんな人におすすめ  こよい 仕事や職人の世界に […]

蜜蜂と遠雷/恩田陸 <あらすじ・感想・考察> 才能を目にする気持ちが良い

読書感想です。今回は恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」です。第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞ダブル受賞作。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:蜜蜂と遠雷 作者 :恩田陸 出版社:幻冬舎(幻冬舎文庫) 頁数 :(上)454P(下)508P こんな人におすすめ  こよい 音楽に関する小説を読みた […]

舟を編む/三浦しをん <あらすじ・感想・考察> 辞書は人と人を結びつける。言葉を大切にしたくなる。

読書感想です。今回は三浦しをんさんの「舟を編む」です。記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:舟を編む 作者 :三浦しをん 出版社:光文社(光文社文庫) 頁数 :352P こんな人におすすめ  こよい 楽しく軽やかに読める小説が読みたい 物作りの仕事の良さを感じる小説が読みたい 本屋大賞受賞、映画 […]

宙ごはん/町田そのこ -感想- おいしいごはんは家庭を救う

読書感想です。今回は町田そのこさんの「宙ごはん」です。2023年本屋大賞ノミネート作品です。記事公開時点ではKindle Unlimitedの読み放題対象になっています。Kindle Unlimitedの登録はこちら。無料体験もありますので是非ご活用ください。記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名 […]

成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈 <あらすじ・感想・考察> 誰もが彼女から目が離せず、行く先を見ていたくなる

読書感想です。今回は宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」です。2024年本屋大賞受賞作品です。その前からも数々の評価を受けていた話題作ですね。記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:成瀬は天下を取りにいく 作者 :宮島未奈 出版社:新潮社 頁数 :208P 書影出典:宮島未奈『成瀬は天下を取り […]

52ヘルツのクジラたち/町田そのこ <あらすじ・感想・考察> 届かないと思っていた、声を聞いた

読書感想です。今回は町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」です。2021年本屋大賞受賞作品です。実写映画化もされて話題になっていますね。記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:52ヘルツのクジラたち 作者 :町田そのこ 出版社:中央公論新社(中公文庫) 頁数 :320P こんな人におすすめ   […]

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬 <あらすじ・感想・考察> 女性狙撃手が知る命の意味とは

読書感想です。今回は逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」です。 第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞、など多くの評価を受けている作品です。 2024年12月には文庫版も発売され、また注目を浴びていますね。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:同志少女よ、敵を撃て 作 […]

夜のピクニック/恩田陸 -感想- 歩くだけという美しい青春

読書感想です。今回は恩田陸さんの「夜のピクニック」です。 第2回本屋大賞受賞作。青春を感じる小説として私の中では最上位に位置する作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:夜のピクニック 作者 :恩田陸 出版社:新潮社(新潮文庫) 頁数 :464P 書影出典:恩田陸『夜のピクニック』(新潮 […]