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白ゆき姫殺人事件/湊かなえ <あらすじ・感想・考察> 情報に惑わされるようなリアルな体感

読書感想です。今回は湊かなえさんの「白ゆき姫殺人」です。 ドラマ化もされている有名作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:白ゆき姫殺人事件 作者 :湊かなえ 出版社:集英社(集英社文庫) 頁数 :320P こんな人におすすめ  こよい ミステリーが好き 人間心理や群衆心理に興味がある […]

手紙/東野圭吾 <あらすじ・感想・考察> 背負わされた運命。手紙が繋ぐもの、断ち切るもの。

読書感想です。今回は東野圭吾さんの「手紙」です。 ドラマ化もされている有名作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:手紙 作者 :東野圭吾 出版社:文藝春秋(文春文庫) 頁数 :432P こんな人におすすめ  こよい 心揺さぶるヒューマンドラマが読みたい 考えさせられる小説を読みたい 社 […]

わたしを離さないで/カズオ・イシグロ <あらすじ・感想・考察>運命を受け入れる彼らを考察してみる

読書感想です。今回はカズオ・イシグロさんの「わたしを離さないで」です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:わたしを離さないで 作者 :カズオ・イシグロ 出版社:早川書房(ハヤカワepi文庫) 頁数 :464P こんな人におすすめ  こよい 人間の本質や生きる意味を考えたい 静かに心に残る物語 […]

コンビニ人間/村田沙耶香 <あらすじ・感想・考察> コンビニに生きる彼女は本当に「普通」ではないのか。

読書感想です。今回は村田沙耶香さんの「コンビニ人間」です。 第155回芥川賞を受賞した作品で、累計170万部突破&40カ国語に翻訳されるなど、大きな話題になった作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:コンビニ人間 作者 :村田沙耶香 出版社:文藝春秋(文春文庫) 頁数 :176 […]

ネバーランド/恩田陸 <あらすじ・感想・考察>青春の光と影。閉ざされた楽園の秘密。

読書感想です。今回は恩田陸さんの「ネバーランド」です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:ネバーランド 作者 :恩田陸 出版社:集英社(集英社文庫) 頁数 :280P こんな人におすすめ  こよい 青春小説が好き ミステリー要素のある物語を楽しみたい 人間関係や心の内面に関心がある 特徴グラ […]

永遠の0/百田尚樹 <あらすじ・感想・考察>命の価値、戦場の選択

読書感想です。今回は百田尚樹さんの「永遠の0」です。 映画化もされている超有名作品ですね。戦争を極限状況をリアルに描いた、多くのことを考えさせられる作品です。 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:永遠の0 作者 :百田尚樹 出版社:講談社(講談社文庫) 頁数 :608P こんな人におすすめ   […]

今月読んだ本をまとめてご紹介【2025年1月】

今月読んだ本をまとめてご紹介します。 シリーズ物は基本的に除きます。(1作目だけは紹介します。) おすすめ度のランク付けもしてみます(個人的な好みという意味合いが大きく、出来を評価するものではありません、というか私にはそんなことできません)。 選書のご参考になればうれしいです。 それではどうぞ。 1.日の名残り/カズオ・イシグロ [4.5] (個人的)おすすめ度: あらすじ 『短い旅に出た老執事が […]

蝶/皆川博子 <あらすじ・感想・考察> 幻想的で残酷な現実を描く短編集

読書感想です。今回は皆川博子さんの「蝶」です。 皆川博子さんは直木賞をはじめ数々の賞を受賞しており、数々の作品を残している小説家さんです。私は初めて手に取ったのがこの作品になりました。(ちなみに私はkindleで読んでおり、単行本、文庫本は絶版らしいです。) 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名 […]

王国/中村文則 <あらすじ・感想・考察> 自らの手で運命に抗う女性。『掏摸(スリ)』の兄妹編。

読書感想です。今回は中村文則さんの「王国」です。 世界中で翻訳・絶賛されたベストセラー『掏摸(スリ)』の兄妹編です。掏摸の感想記事もありますので、よければそちらもご覧ください。 掏摸/中村文則 <あらすじ・感想・考察> 自らの手で運命に抗う天才スリ師 記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:王国 […]

姑獲鳥の夏/京極夏彦 <あらすじ・感想・考察> 幻想と現実の狭間

読書感想です。今回は京極夏彦さんの「姑獲鳥の夏」です。記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。 作品情報 作品名:姑獲鳥の夏 作者 :京極夏彦 出版社:講談社(講談社文庫) 頁数 :630P こんな人におすすめ  こよい 知的好奇心が旺盛 幻想的・怪奇的な物語が好き 京極夏彦作品に挑戦してみたい 特徴グラフ ※私個人 […]