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読書初心者が年間100冊読んでみて選んだ おすすめ小説”3選”

今回は、私が読書をし始めたころに年間100冊読むことを目標にして読んだ100冊の中から、特に印象に残っている3冊の小説をご紹介いたします。
ネタバレは含みません。

年間100冊というと単純計算で3日に1冊以上のペースで読む必要があります。私はamazonの「kindle unlimited」や「prime reading」などのサブスクを活用して、通勤中やスキマ時間に読書をしていました。またその時期はよく近くの図書館にも通っていました。私が読んできた本はいわゆる有名どころから選んでおり、比較的読みやすい本が多かったためにこれだけの量を読むことができました。

これから紹介する本は、そのように読書初心者でも読みやすい本ですので、これから本を読んでみようと思っているけど何から入ろうかなと考えている方や最近本を読み始めて次読む本を探している方などが参考にしていただけるかと思います。読書好きな方は既読なものが占めるかもしれませんが、もう一度読んでみようかなというきっかけになるかもしれません。

それではどうぞ。

星の王子さま/サン=テグジュペリ

いきなり小説なのか絵本なのかというものですが、特に印象に残っている本の中の一つです。言わずと知れた名作です。
一見、子供向けの絵本のように思いますが、内容は読む年代によって印象が変わってくるものと思います。私は社会人になって改めて読みましたが、シンプルながら心に刺さるフレーズがいくつもありました。文量は多くなくさらっと読めます。心が乱れたときなど緩和してくれる大切な1冊になっています。
大人のための絵本なのかもしれません。

アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス

これも言わずと知れた名作ですね。SFチックなお話ですが、テーマは哲学的です。
切ないお話。人生とは、幸せとは、ということを考えるきっかけになる作品かと思います。短くはないお話ではありますが、話の進み方がわかりやすく引き込まれます。特徴的な文章が含まれますが、それもこの作品を際立たせるポイントになっています。
自分を見つめなおしたい人などに新たな視点を与えてくれるかもしれません。

十角館の殺人/綾辻行人

今度はミステリー小説の名作です。
私はこれを読んでミステリー小説の面白さを知りました。まだ読んだことない方はこれを初見で読むことができるなんて羨ましい限りです。私は推理をしながら読むタイプではなく単純に物語を追って読むだけですが、だからこそ結末に真っ当に衝撃を受けました。
ミステリー小説は話の複雑さに思考が追いつくかな?とか思う方ももしかしたらいるかもしれませんが、全く気にせず、まずはこの本を手に取ってみたらいかがでしょうか。

 

以上、3冊のご紹介でした。統一感がありませんが、その幅広さも読書の楽しさの一つかなと思います。
まだまだ紹介したい本がありますので、別の記事でご紹介いたします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。