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【第1弾】おすすめ青春小説〇〇選 ~年間100冊小説を読む私が選ぶ~ 

はじめに

爽やかな気持ちになったり、甘酸っぱい気持ちになったり。

青春を疑似体験できる小説っていいですよね。

そんな青春を感じられる小説について、私のおすすめ作品をご紹介します。

それではどうぞ。

おすすめ青春小説

夜のピクニック/恩田陸


『高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。』引用元:新潮社


 
こよい
私が大好きな小説の一つ。この青春の爽やかさが心地よい。何度読んでも良い。

感想記事:夜のピクニック/恩田陸 -感想- 歩くだけという美しい青春

夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦


『黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回。』引用元:KADOKAWA


 
こよい
面白可笑しい青春恋愛小説。楽しい気持ちになれる。黒髪の乙女を好きになってしまう。

感想記事:夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦 -感想- 可笑しな青春恋愛ファンタジー

成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈


『中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。』引用元:新潮社


 
こよい
2024年本屋大賞受賞の超話題作。成瀬のことがずっと見ていたくなる。こんな青春を過ごしてみたかった。

感想記事:成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈 -感想- 誰もが彼女から目が離せず、行く先を見ていたくなる

何者/朝井リョウ


『就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。』

引用元:新潮社


 
こよい
直木賞受賞の有名作品。自分とはいったい何者なのか。この苦悩もこれもまた青春の形の一つ。

感想記事:何者/朝井リョウ -感想- あなたは自分のことが見えていますか?第148回直木賞受賞作

線は、僕を描く/砥上裕將


『「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。』引用元:講談社BOOK倶楽部


 
こよい
水墨画という個性的な世界。繊細で美しい芸術の世界とそこにある人間の想いに心動かされる。

感想記事:線は、僕を描く/砥上裕將 -感想- 白黒に描かれる色とりどりの命。水墨画って面白い。

キャッチャー・イン・ザ・ライ/J.D.サリンジャー


『J.D.サリンジャーの不朽の青春文学『ライ麦畑でつかまえて』が、村上春樹の新しい訳を得て、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』として生まれ変わりました。ホールデン・コールフィールドが永遠に16歳でありつづけるのと同じように、この小説はあなたの中に、いつまでも留まることでしょう。雪が降るように、風がそよぐように、川が流れるように、ホールデン・コールフィールドは魂のひとつのありかとなって、時代を超え、世代を超え、この世界に存在しているのです。さあ、ホールデンの声に(もう一度)耳を澄ませてください。』引用元:白水社


 
こよい
アメリカでは禁書扱い?ものすごく刺さるかもしれない世界的な青春文学。あなたはホールデンに何を思う?

感想記事:キャッチャー・イン・ザ・ライ/J.D.サリンジャー -感想- アメリカで禁書とされる?刺激的な青春文学。

さいごに

ひとことに青春といっても様々な形があります。

小説としても色々な形の青春が描かれており、あなたの心に刺さるものもあるかもしれません。

気になったものがあれば是非読んでみてください。

また、これもおすすめだよという小説がありましたら是非教えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。