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読書初心者が年間100冊読んでみて選んだ おすすめ『ほっこり系』小説”3選”

今回は、私が読書をし始めたころに年間100冊読むことを目標にして読んだ100冊の中から、おすすめしたい『ほっこり系』小説を3冊をご紹介いたします。
ネタバレは含みません。

『ほっこり』はあくまで私の主観ですが、平穏な日常に近い非日常、みたいなことでしょうか。人生ちょっと寄り道したらこんな世界があったらいいな、と心温まるお話を選びました。

それではどうぞ。

魔法があるなら/アレックス・シアラー

アレックス・シアラーさんは『青空のむこう』や『チョコレート・アンダーグラウンド』などでも有名ですね。子ども向けの小説ではありますが、私は大人でも楽しめる作品だと思います。

「とある親子がデパートで暮らす」というお話です。

これだけで少しわくわくしませんか?大きなデパートには何でもあって、そこで暮らしてそこにあるもの何でも使えるとしたら夢のようです。ただ現実はそういうわけにはいきません。そんな夢と現実の間に入り込んでしまうようなお話です。私は自分がその立場だったら?なんて想像をしながら読んでいました。おもちゃコーナーで遊び放題、本屋さんで読書し放題、食べ物食べ放題…?わくわくあり、スリルあり、感動ありのエンターテイメント作品です。

あらすじや他の読者の感想はこちらをご覧ください。
※ネタバレ感想も含まれますので見る際はご注意ください。

読書メーター/魔法があるなら

また、同じ夢を見ていた/住野よる

『君の膵臓をたべたい』の住野よるさんによる作品です。

人生とは。幸せとは。

小学生の個性的で純粋な女の子が主人公。様々なこれまた個性的な登場人物たちとの出会いや出来事を通じて、自分にとっての幸せとは何かを探す物語。ファンタジー要素が入り混じり、まさに日常に近い非日常という雰囲気の作品です。

テーマは上に書いたように哲学的な要素があり、この作品を通して自分はどうだということを考えさせられました。ちょっと重いテーマのように感じるかもしれませんが、登場人物の背景など工夫された構成やファンタジー要素によって、シンプルに捉えて、前向きに読み進められる内容になっています。大人になって忘れてしまったような純粋な思いにうるっとくるような場面もあります。大事なことを思い出させてくれる心温まる作品です。

あらすじや他の読者の感想はこちらをご覧ください。
※ネタバレ感想も含まれますので見る際はご注意ください。

読書メーター/また、同じ夢を見ていた

阪急電車/有川浩

電車で途中下車の旅をしているように、関西のローカル線を舞台にいくつかの小さな物語を追いかけていきます。そのいくつかの小さな物語はだんだんと交差し…

関西のローカル線という舞台ならではの人情味を感じる作品です。私も電車に乗って移動しますが、普段は全く意識しないものの多くの人生とすれ違っているんですよね。人生が交差したその瞬間にこんな風に人との繋がりを感じられたら、もう少し温かい世界に見えるのかなと思いました。一期一会の縁や、何気ない日常での思いやりから生まれる奇跡に、ときめきやほっこりを感じられる物語です。

あらすじや他の読者の感想はこちらをご覧ください。
※ネタバレ感想も含まれますので見る際はご注意ください。

読書メーター/阪急電車

以上、3作品ご紹介しました。

将来への不安や緊張感が絶えない日々に一旦間を置いて、『ほっこり系』小説を読んで、心温まったり、日常を見つめ直してみたりしてはいかがでしょうか?

ここで一呼吸…
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