読書感想です。今回は宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」です。
記事前半はネタバレは含みません。「続きを読む」を押さない限りネタバレ内容は見えませんので未読の方も安心してお読みください。
作品情報
- 作品名:ルビンの壺が割れた
- 作者 :宿野かほる
- 出版社:新潮社(新潮文庫)
- 頁数 :176P
こんな人におすすめ
- 変わった読書体験をしたい
- 先の読めない、衝撃的な展開を体感したい
- さらっと短時間で読みたい
特徴グラフ
※私個人の見方・感想です。
あらすじ
『突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!』引用元:新潮社
感想
これは問題作ですね。
フェイスブックでの男女のメッセージのやり取り、という形の小説です。現代における書簡体小説 1となるのでしょう。
驚きの結末が!みたいな触れ込みは目にしていたので、どんなものかと期待しながら読みましたが、何というか…良くも悪くも予想の斜め上という確かに驚きの結末でした。
短いお話なのでさらっと読めます。ただ、読んだ後の動揺は後を引きます。
友だちに読ませて「どうだった?」と感想を聞きたくなるような作品です。読んだ人はわかってくれると思います。
以下、結末等明らかなネタバレは記載しませんが内容に触れた感想を書きますので、開く際はその点ご了承ください。
ここで一呼吸…
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感想(ネタバレ有り)
他の読者の感想
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※ネタバレ感想も含まれますので見る際はご注意ください。
まとめ
以上、宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」の読書感想でした。
衝撃作に出会ってしまいました。こんな読書体験もあるんだと小説のエンタメ性の幅広さを感じました。
未読の方は是非手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。